2013年4月28日日曜日

スリランカへの旅

4月の初めにお休みを頂き、スリランカに行ってきました。
たくさんの大自然とキラキラしたビーチと両方を満喫できる島国。イスラマバードでは少し高めのシーフードも満喫し、豚もビールもたくさん食べ飲み、最高なバカンスでした。



スリランカには北海道より少し小さい国土に、2,000万人ぐらいの人たちが住んでいるそうです。世銀のデータによると、1人あたりのGNI(Gross National Income:
国民総所得)は2,580USD(2011)と、パキスタンの2倍以上!(ちなみにパキスタンは1,120USD(2011)。)


一緒にご飯を食べた援助関係の仕事をしている女性は、「田舎の方にいっても、それなりの生活はしている(テレビがあったり)」と言っていた。テレビがあるということは、電気も来ているのだろう。私は、首都コロンボ、内陸部のマータレーやシーギリャを訪れたが、どのエリアも道路(国道か州道)が綺麗に整備されているのにはとても驚いた。舗装もされているし(道路に穴がないし、デコボコしていない)、車線もキレイな白で塗られているので定期的に良くメンテナンスされているんだろうな。現地の人は、マータレーは首相(だったかな)の故郷だからお金が良く落ちるんだ、と言っていたけれど、それもあるのだろう(パキスタンも同じような話はよく聞く)。とは言いつつも、コロンボ市内の渋滞は本当にひどく、北部は2009年に終結した内戦(政府軍とLTTE(タミル・イーラム解放の虎))からの復興プロセスの中。




今回の旅は、大学卒業して以来会っていない友人がスリランカで平和構築の仕事をしているので、彼女を訪ねにいくためでもあった。高校・大学と一緒だった彼女だったが、まさか同職に就くとは思っていなかった。6年ぶりの再会とは思えないぐらい、お互い変わっていなくて、学生時代の友人というのは本当に居心地が良いものだな。そして、彼女はとっても逞しく、そしてさらに優しくなっていた。




AYU PIYASAにも宿泊。日本人とスリランカ人が経営されているリゾート施設で、緑に囲まれた宿泊施設の景色に一目惚れしすぐに予約をしたのけれど、ホテルに着いて初めてアユルヴェーダ施設だという事を知る。笑 ビールも大好きなコーヒー(スリランカなのに)も飲めず、食事は野菜中心のオーガニックフード。最初は少しへこんだけれど、360°緑に囲まれ、静かな場所で鳥と虫の鳴き声だけが聞こえ、朝6時半からヨガ、午前・午後でアユルヴェーダのマッサージをしてもらい、ハイキングにいったり、夕方はスタッフの人と一緒に仏様へのお祈りにいったり、本当にリラックスな日々だった。

 朝食.朝からたっぷり頂きました。
朝食にはいつもたっぷりのデザートが。




朝ヨガから戻る時間帯。木々の間から射す光が本当に美しかった。
今回の旅で一番好きだった時間。

アフリカの大地で

会社の先輩がアフリカのウガンダ駐在になったというニュースが届いた。

いつも明るく前向きで、お酒好きで、がははーっと大胆に笑うところも大好きな先輩。
飛行機が着陸する時に窓から見えるアフリカの大地の景色を思い出すと、「うぉーーーっとアドレナリンが出てパワーが湧いてくる」と言っていました。ご主人もアフリカの他の国に駐在中の先輩。理解のある組織だなーと思う、新幹線で会える距離、という訳ではないけれど、ご主人と同じアフリカの地で、持ち前の明るさでアフリカライフを楽しんで欲しいな。

アフリカには大学4年生の時、PLASというNGOでウガンダとケニアに行ったっきり。パキスタン駐在中に、またアフリカに行ってみようと思う。

2013年4月14日日曜日

運命的な出会い

先週うっかりコンタクトレンズを着けたままソファーで朝まで寝てしまい、
朝から身体がだるかったので、リフレッシュしようと、お昼は会社の近くにあるホテルのカフェへ。カフェに行く途中で、おしゃれな若者たちがexhibitionの準備をしていて、なんと、ずっと気になっていたLettuceBee KidsというNGOがイベントの準備をしているところでした!

通りがかりの女性に「あなたこの団体で働いているスタッフ?」と声をかけると、
彼女は、ちょっと困った感じで「うーん、そうよ」と。
何かおかしいなー、どこかで見たことがある人だなーと思い、
「もしかして、この団体のfounder?」と聞いたら、「そう!」と。
彼女はLettuceBee Kidsの設立者であるCEO、Sarah Adeelだったのです。

彼女にずーっと会いたくて、NGOについて調べたり、コネクションを探っていたのですが、こんな形で偶然に出会えるなんて。人はずっと心で願っていれば、会いたい人とも会えるんだな。さっそく今度会う約束をし、彼女の想いに触れ、色んな話が出来るのが今から楽しみです◎

LettuceBee Kidsとは、パキスタンのストリートチルドレンを支援しているNGOで、物質的(食事やシェルターなど)な支援だけでなく、子どもたちの精神、感情、知識の面での成長を支援するために、食事、音楽、アート、養子縁組の仲介等の活動をしています。物質的な支援だけでなく、子どもたちが自立して生きて行けるようにな持続的な仕組みづくりを目指した活動を取り入れているのだそうです。Board of advisorの顔ぶれも豪華で、スタッフの役割もバランスが取れていて(MBAを持っているスタッフ、メディカルドクターの資格を持っているスタッフなど)、どんな組織の運営をしているのか聞けるのも楽しみです。


イベントが始まる前。
活動の写真や、ストリートチルドレンが
書いた絵が飾ってありました。

夜、イベントにも招待してもらいました。
たくさんのパキスタン人学生たちがボランティアで
手伝いをしている姿に感激。
子どもが書いた絵を使ったノートとカード。
if you don't like where you are, move.
you are not a tree.