2012年12月16日日曜日

カラチ

先週出張でカラチを訪れました。
2年振りのカラチ。以前はカウンターパート機関とホテルの往復だったのですが、今回は車で市内・郊外を色々見ることができました。

この仕事をしていて良かったと思う瞬間はたくさんあるのですが、真剣に国や地域の発展のことを考え仕事をしている実施機関の人たちとディスカッションをしたり、アイディアを出し合ったりしながら仕事をしている時、心から楽しいと思うことがあります。

電力案件を担当していた時、電力公社のトップと幹部たちが、この国の電力需要にどう対応していくべきか今後の投資計画について真剣に議論していた時。水道局の職員が、安全な水を24時間提供するために財政基盤をどう強化していったら良いか話している時。今後の保健セクターの政策を考えるTechnical Conferenceに休日も返上で参加し議論している政府関係者たち(私が出会う現地の人たちは、組織の中の偉い人ほど、遅くまで、たくさん働いているかも)。

こういう瞬間に立ち会ったとき、自分は開発援助の主体にはなり得ないなと思うと同時に、そのサポートを出来ることに喜びも感じ、また自分ももっともっとスキルアップしていかないと、といつも思います。

カラチ市郊外の様子。マーケット。
イスラマバードの景色とはほど遠いけれど、
他の地域の風景もこんな感じなのだと思います。


カラチ市内

土曜日、カラチのNGOで働いていた同僚が
おしゃれなカフェに連れて行ってくれました。



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